東日本大震災から14年 県内でも犠牲者を追悼し黙とう【熊本】
東日本大震災から11日で14年が経ちました。熊本県内でも犠牲者を追悼し黙とうが捧げられました。
【熊本県 黙とう】【熊本市 黙とう】
職員の中には復興を後押しするため被災地への派遣を経験した人もいます。
熊本市役所の岩下智行さんです。
東日本大震災から1年半がたつ2012年10月から1年間、宮城県東部の東松島市の税務課で新しく建った家屋の課税のための調査や評価などを担当しました。
【東松島市への派遣経験がある熊本市 岩下智行さん】
「(震災から1年半たち)日常を取り戻しつつあるのかと思ったが、まだまだがれきが残るところや津波の水が抜け切れていない所とか随所に被災の爪痕が残っていた」
いつ、どこで起きるか分からない地震。万が一に備え、他の自治体とのつながりを日ごろから大事にしたいと気を引き締めます。
【東松島市への派遣経験がある熊本市 岩下智行さん】
「能登半島地震でも熊本市から職員派遣をしているが、何かあったときに支え合うことは自治体間でも大事と思う。(過去の経験を)振り返りながらしっかりと(職員派遣が)あった時には動けるような心づもりでいたい」