県教育長に熊本高校の校長などを務めた越猪 浩樹氏を起用へ【熊本】
木村知事は11日の定例県議会で4月、任期満了を迎える白石伸一県教育長の後任に
熊本高校の校長などを務めた越猪 浩樹氏を起用する人事案を提出しました。
越猪 浩樹氏は菊池市出身の現在64歳。熊本大学文学部を卒業後、1984年に
県公立学校教員として着任。
2012年に県立宇土中学・高校の校長に就任したあと県教育委員会の高校教育課長などを務めました。
その後、熊本高校の校長を経て定年退職し、現在は予備校熊本壺渓学園の理事を務めています。
木村知事は現在の白石伸一県教育長が4月、任期満了を迎えるため越猪氏を県教育長に起用する人事案を11日の定例県議会に追加提案しました。
木村知事は質の高い教育の実現を目指し教員の働き方改革など現場目線での教育改革を進めたい意向で、越猪氏の人選について関係者は教育現場での経験が豊富で課題を熟知している点などが評価されたとしています。
教育長の任期は3年で、県人事課によると同意が得られれば教員出身者の教育長就任は17年ぶり3人目になるということです。