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マイナビ ツール・ド・九州2024開催県の高校生 地域探求学習の成果を知事に報告

若い力で地域の課題解決を目指し、社会を良くしようという活動です。

マイナビ ツール・ド・九州2024が開催された熊本・福岡・大分の高校生が、地域探求学習の成果を知事に報告しました。

【阿蘇中央高校2年 今村 瑠菜さん】
「期間が短い中だったので大変だったんですけど」
「マルシェに参加して子どもやいろんな人と関われてとてもいい経験になりました」

自転車の国際ロードレース『マイナビツール・ド・九州』。

今回は、『ツール・ド・九州』の舞台となっている熊本・福岡・大分の高校生が地域の探求学習を実施しました。

「ローカルにフォーカス」するという意味で『ローカス』と名づけられたこのプロジェクトには熊本県内4つの高校から104人の高校生が参加。

13日は、代表して阿蘇中央高校と文徳高校の生徒が学習成果を木村知事にプレゼンしました。

阿蘇中央高校は阿蘇に住み続けてもらうために地域の魅力を発信しようと活動。

地元の内牧菅原神社から譲り受けた木材でキーホルダーを製作し、阿蘇市内のマルシェで販売しました。

一方の文徳高校は、県内の出生率低下に着目。

その一因として子育てにかかる費用が高いと分析し、月ごとに精算するベビー用品の貸し出しや子供服のリユースを提案しました。

【文徳高校2年 村上柚さん】
「(若者が)地元から離れていってしまって(地域の)伝統が受け継がれないことが心配」
「アンテナを張って、どんなことが起こっているかを身近に感じつつ、これから生活していきたい」

探求学習プログラム『ローカス』は『マイナビツール・ド・九州』とともに今年度も実施されることになっています。

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