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今回は『妊婦さんとお口の健康』について
お話:子どもとママの健口を育む会 副会長 西村幸郎 歯科医師はじめての妊娠・出産・・・
嬉しさと同時に、プレママならではの疑問や不安もあるものですね。安心のプレママロードを歩むために、専門家に教えてもらいます。
今回は『妊婦さんとお口の健康』について
お話:子どもとママの健口を育む会 副会長 西村幸郎 歯科医師
福田病院では、妊婦さんを対象にお口の健康について知ってもらう『えがお学級』を毎月2回開いています。
日本人の多くが歯周病にかかっていると言われていますが、特に妊娠期は歯周病が非常に進行しやすく、歯周病が進みますと早産や低体重児出産の原因になることがあります。
出産後は子育てに追われ、ご自身が歯の治療を受けるのはなかなか大変だと思いますので、安定期に入れば治療をうけることができる妊娠期間中に治療を済ませておくことをお奨めします。
虫歯菌は、主に1歳半から3歳頃にお母さんからお子さんにうつると言われています。
国が行っている「3歳児歯科健康診査」によりますと、熊本が全国の政令指定都市の中で、虫歯の保有率が最も高いという残念な結果が出ています。
歯は健康の入口と言われています。
妊娠中にお口のケアをしっかりすることで、お子さんのむし歯を減らすことが出来ます。
これから生まれてくる赤ちゃんのため、妊娠期に必要な治療や予防処置を受け、学んだことを出産後も実践していくことが大切だと思います。