プレママ ロード

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よる 9:54 OA
赤ちゃんのためにもママは太陽のように明るい存在であってほしい・・・
そんな思いを込めて、安心してママになれるように、
後押しする情報や知識をご紹介します。
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今回は『つわりについて』について

お話:福田病院 河上 祥一 病院長

はじめての妊娠・出産・・・
嬉しさと同時に、プレママならではの疑問や不安もあるものですね。安心のプレママロードを歩むために、専門家に教えてもらいます。

今回は『つわりについて』について
お話:福田病院 河上 祥一 病院長

つわりは、妊娠によって起こる吐き気が主体のものです。
妊娠すると「HCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)」という物質が出てきますが、そのHCGという物質が吐き気を催す原因と言われています。
赤ちゃんがまだ袋ぐらいの時にはあまり吐き気は起きませんが、心臓が動いてくると、つわりがひどくなる方が多く見受けられます。
これは逆に言うとお母さんにとってはきつい事なんですが、赤ちゃんが元気に育っているという証拠なんです。
食事を少しでも摂ることができれば基本心配はいらないのですが、何も食べられず、水を飲むのも辛いという場合、点滴等の治療が必要になってきます。
また、つわりも重症化すると、ビタミンB群が減り脳障害を起こす「ウェルニッケ脳症」と言う「健忘症」のような病気につながるケースもあります。
発症事例がそう多い訳ではありませんが、つわりの重症化には注意が必要ですので、産婦人科できちんと受診/治療を受けられることをお奨めします。
母子手帳の最後には「母子健康管理指導事項連絡カード」が添付されています。
その中に「つわりで症状が著しくひどい場合は勤務時間を短縮させてください」という項目がありますので、つわりの症状がひどい場合、かかりつけの医師に記入してもらい事業主に提出してください。
仕事を軽減させてもうらことが出来ますし、診断書を書いてもらうこともできます。
妊娠初期のきつい時期は、かかりつけの医師に相談の上、この様な制度を有効に活用し、乗り越えることが大事だと思います。

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