はじめての妊娠・出産・・・
嬉しさと同時に、プレママならではの疑問や不安もあるものですね。安心のプレママロードを歩むために、専門家に教えてもらいます。

今回は『赤ちゃんとお出かけの注意点』について
お話：福田病院 小児科　土屋 廣幸 医師

大型連休では外出をされる機会も増えると思います。
外出される際に注意していただきたいのは、お父さん、お母さんよりも赤ちゃんは疲れ易いので、赤ちゃんのペースで移動していただくことです。
全国的に道路は渋滞になりがちですので、最も混みそうな時間帯を避けたり、休憩を頻繁に取るといった工夫してください。
朝方は冷え込んでも、日中は気温が上がるといったこともありますので、気温の変化に対応しやすい服装を準備しましょう。
日差しも強くなりますので、子ども用の日焼け止めの使用もお奨めします。
車の中は外気以上に室温が高くなることがありますので、小さな子どもさんを車中に置いたまま車から離れるといったことは避けて下さい。
帰省先や旅行先といった普段の生活とは違う場所で、急な発熱、打撲、嘔吐、痙攣などを起こした場合のための『小児救急電話相談』というシステムがあり、携帯電話の「#8000」で相談ができます。
熊本県の場合、番号は096-364-9999で、平日は夜7時から翌朝8時、土曜は昼3時から翌朝8時、日曜は24時間対応していますが、利用時間は各都道府県によって異なりますので、予め行き先での情報を厚生労働省のホームページ確認しておかれると良いと思います。