プレママ ロード

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よる 9:54 OA
赤ちゃんのためにもママは太陽のように明るい存在であってほしい・・・
そんな思いを込めて、安心してママになれるように、
後押しする情報や知識をご紹介します。
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今回は『高年出産』について

お話:福田病院 河上 祥一 病院長

はじめての妊娠・出産・・・
嬉しさと同時に、プレママならではの疑問や不安もあるものですね。安心のプレママロードを歩むために、専門家に教えてもらいます。

今回は『高年出産』について
お話:福田病院 河上 祥一 病院長

一般的に35歳を超えてからの出産を「高年出産」と言います。
女性の体は35歳を目処に妊娠率が下がり、妊娠をしても流産率が上がります。流産率で言いますと、35歳未満ですと平均して約15%程度と言われていますが、35歳を過ぎると徐々に上昇し、40歳では約40%にもなります。
このため日本では、43歳以上の方には「特定不妊治療費」の助成が適用されなくなりました。
その根拠になっているのは、43歳以上の方が不妊症の治療をして正規の赤ちゃんを得られる確率が2%ほどというデータがあるためです。
更に妊娠中に起こる「妊娠高血圧症候群」、「妊娠糖尿病」も35歳を超えると罹患率が上がりますので、高年出産は要注意ということになる訳です。
余り良い表現では無いかも知れませんが、35歳を超えると黄色信号、40歳を超えると赤信号という言い方も出来るかも知れません。

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