プレママ ロード

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よる 9:54 OA
赤ちゃんのためにもママは太陽のように明るい存在であってほしい・・・
そんな思いを込めて、安心してママになれるように、
後押しする情報や知識をご紹介します。
OA

今回は『妊婦健診』について

お話:福田病院 河上 祥一 病院長

はじめての妊娠・出産・・・
嬉しさと同時に、プレママならではの疑問や不安もあるものですね。安心のプレママロードを歩むために、専門家に教えてもらいます。

今回は『妊婦健診』について
お話:福田病院 河上 祥一 病院長

「妊娠中毒症」、現在は「妊娠高血圧症候群」という病名で呼ばれ、お母さんが亡くなることが非常に多かった病気です。そのため予防を目的に「血圧と尿の検査」を中心に「赤ちゃんとお母さんの状態を見る」ということが妊婦健診の始まりです。
そして、母子手帳により医師や医療機関が共通で情報を持てるようになりました。超音波で赤ちゃんの体重や状態も記載することになっています。
超音波で診るのは、まずは赤ちゃんが元気かどうかですが、妊娠初期は多胎妊娠の可能性や、お母さんの卵巣の状態、筋腫の有無等も診ます。
そして妊娠後期なりますと、赤ちゃんの大きさ、逆子、羊水の量、胎盤の位置も重要な情報になってきますので、そういうものを統合的に判断して異常の有無をチェックします。
このほか、血液検査(B型肝炎・C型肝炎・HIV・風疹)、子宮頸がん検診、性器クラミジア検査なども週数に合わせて行います。
市町村によっても異なりますが、通常「妊婦健康診査受診票」が交付されています。
妊婦検査ではスクリーニングと言って、母体や赤ちゃんに異常がないか見つけだす診察を行いますので、『妊婦健診』をきちんと受けられることで、お母さん自身が安心できると思います。

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