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今回は『マタニティブルーズ』について
お話:福田病院 臨床心理士 荒木 華奈美さんはじめての妊娠・出産・・・
嬉しさと同時に、プレママならではの疑問や不安もあるものですね。安心のプレママロードを歩むために、専門家に教えてもらいます。
今回は『マタニティブルーズ』について
お話:福田病院 臨床心理士 荒木 華奈美さん
産後に気分的に落ち込むことは誰にでも起きやすい症状で、出産直後から産後1週間頃までに見られる症状を「マタニティブルーズ」と言います。
日本では約30%の女性が経験するといわれていて、多くは数日から数週間でよくなることが多いと言われています。
「マタニティブルーズ」は出産によるホルモンバランスの急激な変化によって一時的に生じるといわれています。
「気分が沈む」、「些細なことで涙が出る」、「食欲がない」など、いつもと違うなと感じるときにはご主人やご家族に話してサポートをしてもらい、ゆっくり休んで体力の回復を心掛けましょう。
お子様の誕生は喜ばしい出来事ですが、分からないことも多く不安を感じやすい時期だと思います。
不安なことがあれば1人で考え込まず、ご家族や私たち病院スタッフ等に口に出し相談することが大事です。
ご家族の方もママ自身が安心して話せるような環境づくりにご協力頂ければと思いますし、福田病院では臨床心理士によるカウンセリングを行っていますので気軽にご相談頂きたいと思います。