はじめての妊娠・出産・・・
嬉しさと同時に、プレママならではの疑問や不安もあるものですね。安心のプレママロードを歩むために、専門家に教えてもらいます。

今回は『風しん対策』について
お話：熊本県 健康福祉課 健康危機管理課　山田 崇 課長補佐

昨年夏頃から風しんが全国的に流行しています。
風しんは飛沫感染により人から人へ感染します。
妊娠20週頃までの妊娠初期の女性がかかると胎児に感染し、先天性風しん症候群といわれる障害を持った赤ちゃんが生まれる可能性が高くなります。
このため県では妊娠を希望する女性やそのパートナー等の同居者を対象に無料で風しんの抗体検査を行っています。
また県内の市町村では、抗体検査で風しんの予防接種が必要とされた方を対象に接種費用の助成を行っています。
加えて、風しんの感染が拡大することを防ぐために、今年度から3年間、抗体保有率の低い世代の男性を対象として、無料の抗体検査と予防接種が実施されることになりました。
対象となる方には、お住まいの市町村から順次通知が送付されます。
風しんの予防には予防接種が第一です。
生まれてくる赤ちゃんを社会全体で守るため、まずは抗体検査を受けていただきますようお願い致します。

お問い合わせ
▼熊本市以外の市町村在住の人
096-333-2240（熊本県 健康危機管理課）

▼熊本市在住の人
096-364-3189（熊本市 感染症対策課）