プレママ ロード

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よる 9:54 OA
赤ちゃんのためにもママは太陽のように明るい存在であってほしい・・・
そんな思いを込めて、安心してママになれるように、
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今回は『妊娠中のお腹の張り』について

お話:福田病院 河上 祥一 病院長

はじめての妊娠・出産・・・
嬉しさと同時に、プレママならではの疑問や不安もあるものですね。安心のプレママロードを歩むために、専門家に教えてもらいます。

今回は『妊娠中のお腹の張り』について
お話:福田病院 河上 祥一 病院長

ある程度お腹が大きくなってくると子宮は下がってきますが、妊娠15~16週前後になるとお腹が硬くなり自覚しやすくなります。
お腹の張りがひどくなると痛みを感じますし、出血が伴う場合もありますので要注意です。
過度に動いたり、ストレスが掛かったときにお腹は硬くなり張りが出ます。
1時間に1~2回お腹が張るものの、横になっていれば良くなったり、何もしていないうちになくなったということであれば心配はありません。
痛みや出血をともなう場合はすぐに産婦人科を受診してください。
その際「切迫流産」や「切迫早産」と診断がされた場合、まずは安静が必要ですが内服治療で薬が効かない場合は入院となります。
お腹がずっと硬い状態が続くことを「板状硬(ばんじょうこう)」と言いますが、これは「胎盤早期剥離」の症状の一つで自分ではなかなか分からないことが多いものです。
一般的に「胎盤早期剥離」は出血を伴うことが多いものの、出血を伴わない場合もありますので、お腹がずっと硬い状態が持続した場合、早めに産婦人科を受診された方がいいですね。
特に妊娠28週~30週ぐらいからは「常位胎盤早期剥離」が起こりやすいと言われていますので、特に28週ぐらいからは要注意だと思います。

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