はじめての妊娠・出産・・・
嬉しさと同時に、プレママならではの疑問や不安もあるものですね。安心のプレママロードを歩むために、専門家に教えてもらいます。

今回は『感染症対策』について
お話：福田病院 河上 祥一 病院長

妊娠中は免疫力が落ちますので、感染症に罹ると重症化が懸念されます。
現在、感染が拡大傾向にある新型コロナウイルスへの対策としては、インフルエンザ同様、予防が最も重要です。
心掛けることとしては
・不要不急の外出を控える
・人混みを避ける
・外出時はマスクをつける
・帰宅後は手洗い・うがいをする
といった点になります。
福田病院としては、ウイルスを院内に持ち込まないことが一番だと考えています。
そのために面会や付き添いはご家族のみとさせて頂いていて、院内に入るときには検温チェックをし、熱がある方にはご帰宅をお願いしています。
福田病院には、新生児センター等ありますし、院内全体に感染が広がりますと病院全体の機能にも関わりますので、皆さんにご協力頂ければと思います。
感染症が広がりますと、デマが流れたり、色んな物品が不足をしたりしがちですが、妊娠期間というのはとても大事な時期ですので、あまり不安を持つことなく穏やかに過ごされる様心掛けて頂ければと思います。
もし、37度5分以上の熱が2日以上続く場合には速やかに「帰国者・接触者相談センター」に電話をし指示を受けて頂きたいと思います。

【新型コロナウイルス感染症に係わる相談窓口】
帰国者・接触者相談センター（居住地管轄の保健所内）