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「新型コロナウイルスワクチン」について

今日は、新型コロナウイルスワクチンのお話をします。いよいよ医療関係者からワクチン接種がはじまり、次に65歳以上の高齢者に対して接種が始まります。おそらくファイザー社という外国製のワクチンから、地域に配布されると思います。
このワクチンはこれまでの不活化ワクチンや生ワクチンと違います。メッセンジャーRNAワクチンといって、新しいワクチンですので不安の方も多いと思います。

しかし、メッセンジャーRNAというものは、私たちの細胞の中にはたくさんあって、さまざまな蛋白を作っており、特別なものではありません。そしてすぐに壊される仕組みになっています。
また、多くの風邪ウイルスもRNAを持っており、私たちの体の中に侵入し、RNAから蛋白を作らせています。したがって、メッセンジャーRNAを怖がる必要は全くありません。ワクチンのメッセンジャーRNAは、安定にして細胞に取り込ませるために、油の膜で覆われています。これも特殊技術によるものですが、このワクチンの副反応はこれに対するアレルギー反応が大きいと考えられています。
接種部位の腫れや痛みは人にもよりますが、インフルエンザワクチンの2~3倍はありそうです。また、アナフィラキシーショックは20万人に1人くらいと報告されています。しかし、これは十分な体制が整っていれば、治療ができますし、長期に問題になることはありません。

アレルギー既往がある人は「くまもとメディカルネットワーク」などで、病院間で情報共有できるように登録をしておくと安心でしょう。メッセンジャーRNAワクチンは非常に優れたワクチンです。チャンスを逃さず接種されることが重要と思います。

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