新堀曜子先生の女性教室

新堀曜子先生の女性教室

毎週土曜 午前11:30~11:33
知っているようで意外と知らない女性の体について、福田病院の新堀曜子先生が皆さんからの質問に答えます。
愛育会 福田病院 産婦人科 新堀 曜子先生
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「胎盤について」

胎盤は、赤ちゃんが元気に育つために必要不可欠なもので、さまざまな役割を果たしています。

受精卵が子宮内膜に着床し、細胞の一部が変化して形成されるのが胎盤です。
妊娠4ヶ月後半の妊娠15週ごろになるとほぼ完成し、出産直後、役目を終えると、剥がれて出てきます。
正常な位置は、子宮の中で、子宮口から離れた子宮の上のほうにあります。

胎盤は、母体の子宮に貼り付いて成長する胎児の一部で、胎盤から伸びた臍帯、へその緒は、胎児のおへそと繋がっています。
胎盤の中には、血管の束が集まっていて、血液を通して、酸素や栄養、水分が胎児に送られ、胎児から排出された二酸化炭素や老廃物なども、胎盤へと送られて母体で処理されます。
また、胎盤には、胎児の臓器の役割があり、ホルモンや免疫機能も備えています。

胎盤に関するトラブルには、子宮口を覆うように胎盤が形成される『前置胎盤』、赤ちゃんが生まれる前に胎盤が剥がれてしまう『常位胎盤早期剥離』、ごく稀なケースですが、出産後に胎盤が剥がれない『癒着胎盤』などがあります。
また、胎盤の機能が低下する『妊娠高血圧症候群』にも注意が必要です。

胎盤の機能を維持し、赤ちゃんに栄養を届けるためにも、健康的な食事や規則正しい生活を心がけましょう。

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