てれくま医療情報室
てれくまくん医療情報室 私たちの生活に欠かすことのできない医療

学校健診(2)

毎年4月から6月にかけて、小、中、高校では健康診断が行われます。内科・眼科・耳鼻科・歯科・検尿検診が行われます。
それぞれの学校を担当されている学校医の先生が、学校に赴いて行います。

学校健診の目的は、
①児童生徒一人一人の健康状態を把握すること、
②児童生徒全体の健康的課題を明らかにすることにあります。病気の診断を行うものではありませんので、必要があれば、専門医療機関への受診をおすすめします。

内科健診では、全員に聴診器による聴診を行います。服の上からでは音が聞こえづらいため、体操服・下着やタオル等の下から聴診器を入れて、心臓や肺の音をききます。
また胸の骨や皮膚の病気の有無を確認するために直接目でみたり触ったりして診察します。
内科検診にあわせて、運動器検診、結核検診を行います。背骨のねじれの有無を確認するために、体操服・下着やタオル等をめくって背中を見る、必要に応じて触ることで診察します。

健診では保護者の方に、お子さんの現在の健康状態などを調査票に記入していただき、それをもとに健康状態のチェックと、助言指導が行われます。是非お子さんの状態についてご記入をよろしくお願いします。何か気になる症状などがあれば、質問として書いていただければありがたいです。
また、健診後に再検査などの案内があった場合は、早めに専門医の受診をお願いします。

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