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特集)コロナ禍で建設ラッシュ ホテル増の狙いは【熊本】

熊本市中心部で、大手のホテルが次々と進出を発表していて、ホテルの建設ラッシュとなっています。
コロナ禍で逆境にあると言われる宿泊業ですが、ホテル建設の狙いはどこにあるのでしょうか?
【岡崎 宣彰 記者】
「後ろに見えるのが新市街アーケードです。一本入ったこちらに新しくホテルが建設中です」
東京の三菱商事都市開発が手掛ける『相鉄グランドフレッサ熊本新市街』です。
地上11階建ての247部屋。
2023年初頭の開業を目指しています。
一方、こちらは下通アーケード入り口。
建設中の建物の3階から11階部分には、星野リゾートが運営するホテルが入る予定です。
こちらも2023年の春に開業を予定しています。
星野リゾートは熊本初進出。
相鉄グランドフレッサは九州初進出です。
TKUの調べでは、星野リゾートや
相鉄グランドフレッサ以外にも建設中や計画中のホテルがあり、建設ラッシュの様相です。
一方で、熊本市中央区にあった『丸小ホテル』は新型コロナの影響で修学旅行などの団体客が減り、ことし2月に閉館するなど新型コロナが宿泊業に影を落としています。
こちらは熊本県の観光統計から、熊本市の宿泊客数をまとめたグラフです。
新型コロナの感染が国内でも確認され始めた2020年初めごろから、宿泊客は急激に減少。
ことし3月は少し持ち直していますが、これまでの6割程度です。
コロナ禍で逆境にある宿泊業で、ホテル建設の狙いはどこにあるのでしょうか?
【星野リゾート 瀬尾光教さん】
「熊本は熊本城もあって歴史も文化もある。おいしい食材やご当地グルメもあって観光のコンテンツとしては魅力がたくさんある。かねてから出店したい場所だった」
星野リゾートの担当者は、ことし7月の発表会見で「コロナ前からホテル運営の話があった」とした上で、熊本市の中心市街地を『観光客にふさわしい立地』と評価。
【星野リゾート 瀬尾さん】
「ホテルの開発や運営は、長期で見ていく必要がある。そう考えると、熊本のポテンシャルと立地の素晴らしさの評価は変わるものではない。メインのお客さまは日本人のお客さまだと思う。星野リゾートのファンやリピーターが多い。観光に熊本に来ていただくきっかけになれば」
また、三菱商事都市開発もTKUの取材に「コロナ前からの計画」と話し、「東京や福岡などの大都市と比べて熊本は国内の観光客が多く早い回復を期待している」とコメントしています。
新型コロナの影響で激減した、海外からのインバウンドと団体客。
ウィズコロナの時代を見据えた中長期的な計画の中で、インバウンドなどと比べて国内観光やビジネス利用は早期の回復が予想されます。
その中で、国内での観光地としての熊本のポテンシャルの高さと、熊本市中心市街地というビジネスでも便利という立地の良さが、好感を持たれているようです。

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