宇城市に果樹園が手掛けるフルーツパーラーが２７日にオープン。果物たっぷりのスイーツを販売予定です。

【御舩 一真さん】
「農家だからできる、というのを目指して」

宇城市不知火町で不知火や種なし巨峰などの果物を育てる御舩果樹園の御舩 一真さん夫妻です。２７日から果物を使ったスイーツの販売を始めます。

「若者を中心に高価なイメージがついて果物離れが進んでいる」と話す御舩さん。『また食べたい』と恋をしてもらえるような果物を目指したいと『恋する果物』をテーマに掲げています。

応援してくれる人を増やしたいとクラウドファンディングを始めると、１カ月で目標金額の１００万円を達成しました。

店の場所は宇城市から上天草市に向かう八代海沿岸の国道２６６号線沿いで、構想から約１年かけて念願の店舗を開くことになりました。

販売するスムージーには凍らせた果肉を使い、果物本来の味を最大限に生かすアイデアです。また、見た目だけで規格外になってしまう果物も活用するといいます。

約４玉分の不知火をふんだんに使ったスムージーはまるでパフェのようです。
※ごろごろスムージー（不知火）８００円（税込み）

【仲野 香穂アナウンサー】
「爽やかな酸味と甘みのバランスがちょうどいいです。おいしいです。こんなに果肉が乗っているって、ぜいたくですよね。生の不知火のフレッシュさもいいですね」

【御舩 一真さん】
「なかなか果物でおなかいっぱいにはなれないイメージだと思うので、そこを農家なりに果物でおなかいっぱいになってもらえるようなものを提供できたらなと思っています」

店内でも果物を販売するほか、季節に応じた果物を使ったソフトクリームも提供する予定で、２７日午前１０時オープンです。