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マダニに注意!今年は急増傾向【熊本】

草むらなどに生息するマダニを原因とした感染症の患者が県内で増加、行楽シーズンを迎える中、専門医師は注意を呼び掛けています。
【上天草総合病院 和田 正文 医師】
「ほとんどの人が最初に刺されたと気づいていない。発病して5日以内に治療しないと重症化して亡くなる可能性がある」
マダニによる感染症は、高熱やだるさ、肝機能異常などの症状が出る重症熱性血小板減少症候群『SFTS』や、高熱と赤い発疹が出る『日本紅斑(こうはん)熱』などがあります。※ツツガムシ病も
いずれも刺し口が見られ、適切な処置をしなければ重症化し、死亡するケースも。
県内では、今年だけでマダニによる病気が24件報告されていて、統計を取り始めた2006年以降2番目に多いペースです。
6月には、球磨郡の女性がSFTSで亡くなっています。
上天草総合病院で、マダニよる病気を多く診てきた和田 正文医師は「病気を知らないことで受診が遅れるケースが多い」と話します。
【和田医師】
「おそらく小さい幼ダニ(1ミリ程度)が刺しているので、チクッともせず気づいたら痛みやかゆみがある」
上天草市の70代の男性も、刺されたことに気づきませんでした。
【70代男性】
「午前中に稲刈りをやっていたら、午後から急に具合が悪くなって、だるくてやる気がなくなったので帰った」
「こんなにきついのは、生まれて初めて」
SFTSでした。
翌年には日本紅斑熱にもかかったため、屋外作業をする際は細心の注意を払っています。
和田医師は「天草エリアは温暖で自然豊かなことから、マダニによる病気が多く見られましたが、それが今、県内全域に広がっている」と話します。
【和田医師】
「キャンプに行ったりしたときにダニに刺された後、数日たって熱が出たり症状が出てくるので、注意して虫よけスプレーなどを使って予防して、受診の際に気を付けるなどしてほしい」

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