３日の熊本県内は各地で激しい雨を観測。強い風と相まり「花散らしの雨」となりました。県内で激しい雨が降る恐れはなくなりましたが、あと数時間は落雷などに注意が必要です。

低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、県内は大気の状態が非常に不安定となっています。

多良木町や天草市牛深、益城町では１時間に３０ミリを超える激しい雨を観測。

また各地で２０メートルを超える最大瞬間風速を観測するなど風も強まりました。

【仲野 香穂アナウンサー　リポート】
「午前８時３０分の熊本市中央区です。現在雨は小康状態。昨日は見頃だったサクラもきょうは花びらが散ってしまい雨に濡れて寂しい印象です」

【散歩中の人】
「きのうが満開だった。すぐ桜が散ってしまって…」
「（雷は）すごかった。だから雨が強く降るのだろうと」

【散歩中の人】
「（花が）散ってしまって。もう最後になるのかなぁと思っています」

この雨や風で満開を迎えていたサクラはこの通り。花散らしの雨となってしまいました。

県内で激しい雨が降る恐れはなくなりましたが、あと数時間は落雷や、竜巻などの激しい突風に注意してください。

航空各社によりますと、強風の影響で、現在、熊本空港を発着する便に欠航と遅れが生じているということです。