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アートを見て『感じてもらう』 熊本市現代美術館で『熊本市総合計画展』【熊本】

アートを見て『感じてもらう』ことで総合計画への理解を深めてもらう狙いです。
熊本市の現代美術館で『熊本市総合計画展』が始まりました。

【仲野香穂リポート】
「会場に並ぶのは映像作品や絵画など8つのアートです。このアートは熊本市が目指す将来の街づくりを表しているということです」

熊本市の現代美術館で3日から『熊本市第8次総合計画展』が始まりました。

総合計画とは、市町村がつくる長期的な街づくりの計画です。

熊本市では『子どもが輝き若者が希望を抱くまち』や『市民に愛され世界に選ばれる持続的な発展を実現するまち』など8つのビジョンをもとに策定されています。

今回の企画展は日比野克彦館長が企画監修し美術館の所蔵する作品の中から8つのビジョンに合うものを選んだということです。
【熊本市現代美術館 日比野 克彦館長】
「生活を豊かにするために、伝えるために言語という手段があるが、おおもとのところは気持ちだと思う。気持ちに訴えるのはアートは得意なんです。ならば言葉になる前の人間の心に訴える。そして第8次総合計画が伝えたい根本的な8つのキーワードをイメージにしていこうと」
【大西市長と日比野館長】
「豊かっていうのが、これなんですね。なんでだろうと考えちゃいますね」
「自分の中で、なんでこれが豊かなんだろうと答えを求めたがるのが人間の探求心。そこに豊かさが出て来るという考え方をする人もいるのかなあと」

一人一人の『感じ方』を大切にしてほしいといいます。

【熊本市 大西 一史市長】
「何回か来たら、また違う感じ方をするかもしれないので、計画というのを一回忘れて感じてほしいなと思います」

この企画展は5月27日までです。

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