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熊本が誇る匠の技を次世代へ 「伝統工芸インターンシップ」2人の後継者

熊本が誇る匠の技を次の世代へとつなぎます。

熊本の伝統工芸について次世代の担い手を見つけようと県が実施したインターンシップで2人の後継者が誕生しました。

この取り組みは、伝統工芸の技術を次世代に継承しようと熊本県が2022年度から実施しているものです。

今回は荒尾市の小代焼ふもと窯と熊本市の肥後象嵌光助で去年11月から3月までの間で計12人が1泊2日のインターンシップに臨み、それぞれ1人ずつ新たな担い手として内定しました。

報告会には、小代焼ふもと窯に内定し先月、岡山県立大学を卒業した松嶋 芽生さんが出席、「憧れから現実となり不安もよぎったが、移住などのサポートもあり安心して弟子入りできる」と抱負を語りました。

【松嶋 芽生さん】
「料理を盛る器にちゃんとした物を使うことでこんなにおいしくなるんだ、こんなにきれいに見えるんだと食事の楽しさを器によって与えてもらった人間なので、私自身誰かの日常や食卓を彩れるような人になりたい」

松嶋さんは3月、玉名市内に引っ越したということで、4月から本格的に弟子入りしたということです。

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