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蒲島知事任期中最後の定例会見 4期16年振り返る「県民と深い相互信頼の中で県政運営ができた」

蒲島知事は5日、任期中最後となる定例会見に臨みました。この中で蒲島知事は4期16年を振り返り「県民と深い相互信頼の中で県政運営ができた」とし県民に感謝の言葉を述べました。

【蒲島知事】
「私の任期もついに残すところ10日となりました」

4月15日に任期満了を迎える蒲島知事。

就任から5日が290回目、最後の定例会見となりました。

蒲島知事は4期16年の県政運営を振り返り川辺川へのダム建設について一度は白紙撤回したものの2020年の7月豪雨を受け流水型ダム建設へと舵を切った政治判断が印象に残っていると語りました。

【蒲島知事】
「本当は1人の政治家による方向転換の政治というのは中々受け入れてくれません。でもこの方向転換を(ある調査で)71%の方が受け入れてくれたことに心から感謝したい」

一方で、長年ダム問題に翻弄されてきた五木村と相良村が依然、建設への賛否を示していないことにも触れ、同意を得るために任期最後まで努力する覚悟をにじませました。

また長年共に活動してきたくまモンに対しては、去年の商品売り上げが過去最高の1664億円になったことを紹介し「県民にプライドと夢、心の豊かさを与えてくれる世界一の公務員だ」とこれまでの活躍を称えました。

蒲島知事はこの16年、県民と深い相互信頼の中で県政運営に当たることができたとし、県民に改めて感謝の言葉を述べ最後の定例会見を締めくくりました。

【蒲島知事】「どうも皆さん長い間ありがとうございました」

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