岸田総理は、菊陽町に建設された台湾の半導体製造大手ＴＳＭＣの日本の第１工場を視察しました。その中で、ＴＳＭＣのシーシー・ウェイＣＥＯは第２工場について「菊陽町に建設する」と明らかにしました。

岸田総理はＴＳＭＣが日本で初めて建設した工場を訪問。

ＴＳＭＣのシーシー・ウェイＣＥＯやＴＳＭＣの子会社ＪＡＳＭの堀田 祐一 社長から、本格稼働に向け順調に進んでいることが説明されました。

また、岸田総理は意見交換の中で、４月３日に発生した台湾東部沖地震について見舞いの言葉を述べ、ＴＳＭＣが熊本県内で計画を進める第２工場の建設についても「半導体産業だけでなく、幅広い産業に重要」と話し歓迎しました。

【ＴＳＭＣシーシー・ウェイＣＥＯ】
「第２工場も熊本県菊陽町に建設予定です」

ＴＳＭＣのウェイＣＥＯは、「第２工場を第１工場と同じ菊陽町に建設する予定だ」と明らかにしました。

第２工場の敷地面積は第１工場の１．５倍で、ことし中に着工。

６ナノメートルや１２ナノメートルの先端半導体や、車などに多く使われる４０ナノメートルの半導体を製造する予定です。

【岸田首相】
「我が国の半導体産業の復活の動きを感じた」

視察後、岸田 総理は「投資や賃上げなど熊本での取り組みが全国に広がるよう政策を総動員したい」と述べました。