世界的建築家、安藤 忠雄さんから熊本の子どもたちへ贈られた『こどものための図書館』です。熊本市の江津湖湖畔に完成した『こども本の森熊本』。８日から一般利用が始まり、オープンを待ちわびた親子連れでにぎわいました。

開放感のある吹き抜けの造りと天井にあしらわれた熊本県産のヒノキの香り。

約１万冊の本に囲まれて子どもたちは自由に好きな場所で本を読めます。

【寺田 菜々海アナウンサー】
「一番の特徴はやはり壁一面に並んだ絵本です。一冊一冊バンドで止められているので倒れてくる心配はありません。そして上の棚のものは同じものが下の棚にあるのでここから選んで読むことができます」

熊本市中央区にある県立図書館の隣に完成した『こども本の森熊本』。

世界的な建築家 安藤 忠雄さんが、熊本の子どもたちの創造力を育み、熊本地震からの復興を応援したいと設計・建築して熊本県に寄贈しました。

８日午後からは一般の利用がスタート。

子どもたちは真新しい絵本を手に目を輝かせていました。

【利用者】
娘「たのしいです」
母「図書館というよりワクワク。あ、あそこにもあんな絵本がある！と一目瞭然なので、（子どもの）そんな姿が感じられると思った」

『こども本の森熊本』の入館は無料。混雑を避けるため、１日を４つの時間帯に分けた定員５０人の入れ替え制となっていて、ホームページから予約し、利用することができます。