２０２０年７月豪雨で被災した球磨村で、小・中学校を再編した義務教育学校、球磨清流学園の入学式が９日、行われました。

２０２０年７月豪雨で渡小学校の校舎が使用できなくなるなど甚大な被害を受けた球磨村。小学校２校、中学校１校を再編し、９年制の義務教育学校『球磨清流学園』として今年度新たなスタートを切ることになり、９日、入学式が行われました。

中学３年生に当たる９年生に手を引かれて入場したのは新入学児童１７人です。

着席して、担任の先生から名前を呼ばれると「はい！」と元気よく立ち上がり、
先輩たちに紹介されました。

式では、生徒代表の水篠聖良さんが「私たちも１年生から９年生で学校生活を送るのは初めてです。一緒に球磨清流学園をつくっていきましょう」と歓迎の言葉を述べました。そして、全校児童・生徒合わせておよそ１５０人で新しい球磨清流学園の校歌を斉唱。元気よく歌って新しい学園生活に胸を膨らませていました。