３月、熊本市の繁華街で面識のない大学生を殴るなどし、大けがを負わせた疑いで、事件当時中学３年生だった少年が逮捕されました。少年は容疑を認めていて、「被害者の態度にイライラした」と供述しているということです。

傷害の疑いで逮捕されたのは、合志市に住む事件当時中学３年生だった１５歳の少年です。

警察によりますと、少年は３月２０日の午前３時４０分ごろ、熊本市中央区下通や
手取本町の路上で男子大学生の腹部を殴る蹴るなどの暴行を加え、肋骨を折る全治およそ２カ月の大けがを負わせた疑いが持たれています。

２人に面識はなく少年は１人で歩いていた大学生をにらんで挑発。

にらみ返された少年は大学生を路地に連れ込んで暴行し、大学生がその場から逃げた後も、さらに別の場所で暴行を加えたとみられています。

警察は防犯カメラの映像を調べるなどして少年を特定し、１１日逮捕しました。

調べに対し、少年は容疑を認めていて、「被害者の態度にイライラした」と供述しているということです。