文徳高校相撲部出身で去年、学生横綱に輝いた草野 直哉さんが横綱・照ノ富士も在籍する伊勢ケ濱部屋に入門することになりました。入門会見で草野さんは「大関や横綱を目指して頑張りたい」と抱負を語りました。

１５日午後、母校の文徳高校で開かれた入門会見には、草野 直哉と伊勢ケ濱親方が出席しました。

草野は去年１１月に開かれた全国学生相撲選手権大会で優勝し、第１０１代学生横綱に輝き、この春、日本大学を卒業しました。

伊勢ケ浜親方は草野の相撲について「前に出る相撲、一気に持っていく相撲がいい」と評価し、今後の活躍に期待を寄せました。

【伊勢ケ濱 親方】
「関取衆と稽古を積んで胸を貸していただいて、頑張ってもらうとすぐ十両、幕下と上がっていけると思う」

【草野 直哉さん】
「日大の先輩、遠藤関のようなうまさのある相撲を取りつつ、どんどん前に出て相手の形になる前に攻めきれるようなスピード感ある力士になりたい。目標は大関、横綱」

草野は幕下最下位格付出しで、５月場所でのデビューを目指します。