陸上、世界リレーの代表選考を兼ねた日本グランプリシリーズ出雲大会。この春、熊本中央高校を卒業したばかりの山形愛羽選手が、自身の持つ女子１００メートルの熊本県記録を更新する力走を見せました。

１３日の女子１００メートル予選。山形 愛羽は福岡大学に進学後、初めての大会に臨みました。

１１秒４６をマークした山形。自身の持つ熊本県記録１１秒５０を更新し、全体３位で決勝進出を決めました。

【浜田 友里子アナウンサー】
「すっきりと晴れわたった出雲市。山形選手はウオーミングアップしています。リレーメンバー選考で重要なこの大会。きのうに続き、好成績を残すことはできるのでしょうか」

パリ・オリンピックの出場権が懸かる５月の「世界リレー」の代表選考を兼ねたこの大会。（１４チームが出場権獲得）リレーメンバー入りを目指す山形にとって非常に大事な一戦です。

【山形 愛羽 選手】
「緊張しています」「決勝はタイムより順位を狙って頑張りたいと思っているのでしっかりタイムも上げられるように頑張ります」

決勝には日本を代表するトップスプリンターが揃いました。

山形選手／３位１１秒６４タイムは１１秒６４。

世界を舞台に戦ってきた選手に交じり堂々の３位でしたが、山形は.

【山形 愛羽 選手】
「目標の３位以内に入れたのはうれしいけれどやっぱり１位でゴールしたかった。（リレーメンバーに）絶対に選考されたいという気持ちで走ったので、選考されたら・・・選考されてることを願って待っときます」