熊本のニュース一覧

木村 敬 新知事「積極的に現場に出て県民が主人公の県政を」【熊本】

木村県政がスタートです。

3月の県知事選挙で初当選した木村 敬知事が16日就任し、「積極的に現場に出て県民が主人公の県政をつくっていきたい」と決意を語りました。

【後藤 祐太 アナウンサー】
「木村新知事が、いま、熊本の新たな時代への扉を開けて姿を現しました。たくさんの職員に拍手で出迎えられ、木村県政がいよいよ今日からスタートです」

午前9時、県庁プロムナードに姿を見せた木村敬新知事。

田嶋副知事やくまモンをはじめ多くの職員から拍手で出迎えられました。

そして知事として初めて知事室に入ると…。

【木村 知事】
「この席に座ったことは一度もないので、本当に身の引き締まる思いです」

その後、就任式に臨んだ木村知事は集まった幹部職員らに訓示しました。

【木村 敬 知事】
「現場に行き、県民の声を聞き、悩み苦しみを聞いて、私にそのボールを投げつけてください。私も蒲島前知事以上にどんどん現場に入っていくので、皆さんとの現場の宝物探し比べと思っている。一緒になって素晴らしい熊本県をつくっていきましょう」

その後、事務引き継ぎが行われ、蒲島前知事からエールを受けました。

【蒲島 郁夫 前知事】
「彼の行動には100%信頼感を持っているので安心してバトンタッチできた。彼の県政について不安はないのでしっかりやってほしい」

【木村知事 会見へ】
「お手柔らかにお願いします」

そして知事として初めての記者会見に臨み、喫緊の課題である交通渋滞と、TSMC進出による地下水保全の課題について庁内に部局横断的な対策チームを設置する方針を示しました。

また、球磨川流域の復旧復興にも力を入れるとしてあさって、流水型ダム建設で影響を受ける五木村と相良村を訪問し、両村長と意見交換することも明らかにしました。

木村知事が目指す理想の知事像とは?

【木村 知事】
「あまり重々しさはないかもしれないが、元々そういう人間ではないので無理して偉くなれないので普段通りの自分で、『今度の知事はよく現場に来て人の話を聞いてくれるな』とそういう知事になりたい」その上で今後、県内全市町村で県民と直接意見交換できる場を設けたい考えも示しました。

木村知事の任期は2028年4月15日までです。

プッシュ通知でTKUの番組やイベントの
最新情報をお届けします!