人気遊具が半年ぶりの運行再開です。

去年１０月、熊本市動植物園で玉突き事故が発生し運休していたモノレールが４月２６日に運行が再開されることになりました。

この事故は去年１０月、熊本市動植物園で走行中のモノレールの車両１台のモーターが故障し安全装置が作動して停止。

その後、委託先の運行管理会社の担当者がマニュアルに従わず独断で電源を入れ直す『復電』を繰り返し、後続の４台が次々に衝突しました。

この事故で、乗っていた男女６人が首や腰の痛みを訴えていましたが、現在は全員治療を終え、後遺症もないということです。

動植物園は再発防止策として停止したモノレールのモーターを交換。

また、人為的なミスを防ぐため、操作室にこれまであった復電スイッチを廃止し、緊急停止の原因が分かるまで再運転できないように改善するなどしたということです。

モノレールの運行は４月２６日午前９時から再開。

動植物園は「安心して楽しんでもらえるよう十分な安全対策を講じていく」としています。