天草の寺や神社などを巡る天草八十八ヶ所霊場巡り。
お遍路姿の３人の男性が５２１キロのコースを２１日間かけて歩きます。
１８日、天草市の一番札所・明徳寺をスタートしました。

お遍路姿で歩くのは、プロレスで天草の活性化に取り組むストロング永田さん、
佐賀在住のシンガーソングライター眞柄　征侑　さん、
天草八十八ヶ所霊場先達会代表の池田　義保さんの３人です。

関係者によりますと、江戸時代末期から昭和３０年代までは八十八ヶ所巡りが天草で盛んに行われていましたが、その後、激減。十年前に、住民の健康や交流人口の増加などを目的に会を発足して復活しました。

【インタビュー】
「今回、八十八ヶ所、天草を回る訳ですけど、しっかり天草の隅々まで見て、そして
持ち帰って来たいと思います」
「天草を歩けることは、１０年間の願いだったので、それが一番うれしい」
「四国みたいに、お遍路というのが、日常的に天草で見られる。そういう状況になればいいかなと思ってまいす。楽しんできます」
３人は、５月８日に明徳寺に帰ってくる予定だということです。