5月としては珍しい 非常に激しい雨が降る恐れ【熊本】
5月としては珍しい滝のような雨が降るかもしれません。
前線や低気圧の影響で県内は今夜遅くから28日の昼前にかけて非常に激しい雨が降る恐れがあり土砂災害などに注意が必要です。
大陸から前線が延び前線上の低気圧が28日朝、九州を通過する見込みです。
前線や低気圧に向かって温かく湿った空気が流れ込み県内は大気の状態が不安定になる予想です。
このため、県内は27日夜遅くから明日の昼前にかけて多い所で1時間に60ミリの
非常に激しい雨が降り、28日夕方までの24時間の雨量は200ミリと予想されています。
5月に、1時間に50ミリを超える「非常に激しい雨」が降ったのは、熊本市や人吉市で過去に1度ずつしかないなどあまり例がなく、梅雨入り前に梅雨後半のような降り方になるかもしれません。
気象台は、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に十分注意するよう呼びかけています。