新堀曜子先生の女性教室

新堀曜子先生の女性教室

毎週火曜よる9:54 OA
知っているようで意外と知らない女性の体について、福田病院の新堀曜子先生が皆さんからの質問に答えます。
愛育会 福田病院 産婦人科 新堀 曜子先生
OA

「妊娠中の歯の健康」

『妊娠中は歯が悪くなる』とよく言われますが、これは、歯からカルシウムなどの栄養が赤ちゃんに移行するためだけではなく、口の中の衛生環境が極端に悪化するためです。

その理由としては、まず、『女性ホルモンの変化』があげられます。
歯周病菌の中には、女性ホルモンを好むものがあり、妊娠により急増する女性ホルモンとともに、歯周病菌も増えてしまい、歯周病になりやすくなります。
さらに、妊娠中にはネバネバとした唾液に変化するので、細菌が繁殖しやすく、虫歯や歯周病のリスクが高まります。
妊娠中に免疫力が落ちることも歯周病にかかりやすい原因となります。

また、歯の健康には、つわりも影響します。
つわりによって食べ物の嗜好が変化し、偏った食生活になることや、食事が不規則になったりすることで口腔環境が悪化しますし、歯磨きがおろそかになったり、つわりによる嘔吐でも歯がダメージを受けます。

妊婦さんの口腔環境は、お腹の赤ちゃんにも影響します。
妊娠中に歯周病が悪化すると、子宮収縮を促し、早産を起こす可能性や、赤ちゃんの正常な発育を阻害して低出生体重児のリスクを高めることがわかってます。
お腹の赤ちゃんのためにも、こまめに歯磨きをして、口の中を清潔にしておきましょう。

妊娠中に歯科治療を受ける場合は、安定期に入る妊娠5ヶ月から妊娠7ヶ月くらいまでが良いでしょう。
受診するときには、妊娠していることと、妊娠週数を伝えるようにしてください。

福田病院 メディカルフィットネスクラブ コアラウェルネスでは、マタニティスポーツのみ、少人数のオリジナルプログラムで行っています。
本格的な利用開始日は、決まり次第、ホームページでお知らせします。

また、7月から、すべての母親学級と育児サークルを少人数で再開します。
ご予約、お問い合わせはゆうかり倶楽部までお電話ください。

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