静脈瘤の日帰り治療

静脈瘤の日帰り治療 熊本血管外科クリニック

毎月第2土曜日 午前11時45分放送
宇藤 純一 院長
リポーター : 丸井純子

第6回

熊本市中央区・オークス通りにあり、今年で開業7年目を迎える『熊本血管外科クリニック』。下肢静脈瘤の日帰り治療を専門とするクリニックです。これまで入院が必要とされてきた下肢静脈瘤の手術が、「日帰り」で治療可能になりました。下肢静脈瘤の経験豊富な院長・宇藤純一先生がすべての治療にあたり、開院以来8000人を超える患者さんを診察してきました。この番組では、下肢静脈瘤の日帰り治療について、わかりやすく紹介していきます。

院長・宇藤純一先生にお話しを聞きました

リポーター・丸井純子さん院長、今日も宜しくお願いします!今回は、下肢静脈瘤について気になる質問をお尋ねしていきます。

宇藤院長:はい、こちらこそ宜しくお願いします!

丸井さん院長、下肢静脈瘤の手術は血管の内側からレーザーを照射して静脈を焼くと教えていただきましたが、足の静脈は焼いてしまっても大丈夫なんでしょうか? 手術後、血液がどこを流れるのか気になるんですが…。

宇藤院長:ご心配はいりません。弁が壊れた静脈だけをレーザーで処理しますので、正常の血管を傷つけることはありません。治療の結果、正常の静脈だけが残りますので、足の静脈は本来の流れを取り戻すため、うっ血がとれて、コブも目立たなくなります。

丸井さん下肢静脈瘤は再発することはありますか?

宇藤院長:ごくまれに再発するケースがあります。一般に、静脈瘤の術後再発は5年で1~2割といわれています。現在のレーザー治療は、最も再発の少ない治療法ですが、それでも100例に1例ほど、数年以内に新たに静脈瘤が出てくる場合があります。特に、40歳未満で治療が必要になった方や、長時間の立ち仕事の方は再発の可能性が高くなります。その場合も、早めに受診していただくことが大切です。

丸井さん“弾性ストッキング”を履くことは、下肢静脈瘤に効果があるんでしょうか?

宇藤院長:弾性ストッキングは足のうっ血予防に有効です。夕方に足がむくむ、だるい、重い、といった症状のある方は、一度ストッキングを試してみる価値はあると思います。ただ、ストッキングをはいたからと言って、静脈瘤が消えてなくなる、ということはありませんので、やはり症状が強い場合には、きちんとした治療が必要になります。

丸井さんところで、下肢静脈瘤は、なぜふくらはぎにできるんでしょうか?

宇藤院長:足の静脈瘤はどこにでもできる可能性があるのですが、ひざ下の静脈の枝が拡張することが多いので、結果として、「ふくらはぎ」や「むこうずね」にコブが目立って見えるということだと思います。

丸井さん下肢静脈瘤を、服薬などで内科的に治療することは可能なんでしょうか?

宇藤院長:下肢静脈瘤は内科的に治療することができない病気です。いくつか治療方法はありますが、現実的にはストッキングをはいて症状を軽くするか、あるいはレーザー治療を行うかという選択肢になると思います。現在では、小さな傷で痛みの少ないレーザー治療が日帰りでできるようになっています。


リポーターの丸井純子さんと宇藤純一院長


足のうっ血予防に有効な“弾性ストッキング”について説明を受ける丸井さん


同院でも“弾性ストッキング”を取り扱っています


夕方に足がむくむ、だるい、重い、といった症状のある方は一度ストッキングを試してみて


症例の1つ。小さな傷で痛みの少ないレーザー治療が「日帰り」で可能に

プッシュ通知でTKUの番組やイベントの
最新情報をお届けします!