地域包括ケアを目指して

地域包括ケアを目指して くまもと南部広域病院

毎月第3土曜日 午前11時45分OA

リポーター : 常盤よしこ

第4回「認知症の方への支援について」

豊かな自然に囲まれた、熊本市南区城南町。「医療法人杏和会 城南病院」が、平成31年3月1日、「医療法人ヘルスケアグループ くまもと南部広域病院」として新たな1歩を踏み出しました。これまで以上にくまもと南部エリアの医療拠点として、地域の皆さまの暮らしに寄り添い、専門性を生かした医療・介護を提供しながら、「地域包括ケア」を実現する同院のさまざまな取り組みをご紹介します。

常盤よしこ多くの高齢者が悩まされる認知症は、物忘れや認知機能の低下が起こり、日常生活に、支障をきたします。
そこで注目されているのが「地域包括ケア」。これは、住み慣れた地域で自分らしい暮らしを続けることができるよう、住まい・医療・介護を一体的に提供するシステムです。
「地域包括ケア」に取り組む「くまもと南部広域病院」は、今年3月に「城南病院」から新しく生まれ変わりました。今日は認知症の方への支援について、認知症診療顧問の髙松医師にお話を伺います。髙松医師、今日は宜しくお願いします。

髙松淳一医師:宜しくお願いします。

常盤よしこ認知症にはどのような症状がありますか?

髙松淳一医師:代表的な症状として、もの忘れや日時、場所の間違いがありますが、実際には、認知症の種類や状態によっても様々です。
日常生活では、買い物や料理、カードやリモコンの使用が困難になるなど、生活にも支障が生じます。物を盗られたと訴えたり、怒りっぽくなったり、徘徊するなどの行動や心理面の変調が起こることもあります。

常盤よしこなるほど。診察や検査はどのようなことをするのですか?

髙松淳一医師:当院では、認知症の方の心理を大事にしたメンタルケアを行っています。まずご本人の言い分を伺い、不安や抵抗をやわらげることから始めます。診断に必要な検査として、記憶力検査、頭部MRI検査、脳波検査などを行います。
その間にご家族からは、ご本人のこれまでの生活や最近の生活の様子、ご家族のご心配や苦労話などを伺い、検査が終わると診断・状態の評価、治療方針などをご説明いたします。

常盤よしこ認知症の方が地域で生活するためには、どのようことが必要ですか?

髙松淳一医師:認知症の方々が地域で生活されるためには、病気をされた時、自宅では対応できない言動が起こった時、体の治療と心の治療ができる病院が、身近な地域にあることが望まれます。 また自宅と病院をつなぐものとして、介護に抵抗があったり躊躇される場合は、当院では医療としてのデイケアも行っております。

常盤よしこ今日はありがとうございました。

くまもと南部広域病院

熊本市南区城南町舞原無番地  TEL:0964-28-2555


髙松淳一医師とリポーターの常盤よしこさん


「体の治療と心の治療ができる病院が、身近な地域にあることが望まれる」と髙松淳一医師


頭部MRI検査の様子


記憶力検査の様子


脳波検査の様子


医療デイケアの様子


髙松淳一医師の新著「デフォルメ鏡」

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