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菊池恵楓園で小中学生と保護者たちがハンセン病問題について学ぶ【熊本】

偏見や差別のない社会へ向けた取り組みです。合志市にある国立療養所 菊池恵楓園で26日小中学生とその保護者たちがハンセン病問題について学びました。

3年ぶり、17回目の開催となる『菊池恵楓園で学ぶ旅』。2003年に起きた、入所者に対するホテル宿泊拒否事件をきっかけに熊本県がその翌年から開催しているものです。

今年オープンした歴史資料館でまず目を引くのが、かつて実際に園を囲っていた『隔離の壁』です。

【熊本県健康づくり推進課 手嶋 義明 課長補佐】
「まさしくこれは物としての壁でもありますしそれぞれ自分自身と家族との間の心の壁を築いてしまったとも言えるのではないか」

ハンセン病問題への正しい知識を学び偏見や差別のない社会の大切さや生き方を学んでほしいという思いがこのツアーには込められています。

【参加者】
「旦那さんと奥さんの手を型どりして作ったんだって」

参加したのは小中学生と保護者およそ40人。

【参加者】
「使いづらい…」「工夫はしてあるよね」

資料館には、手のまひや握力の低下を補うために作られた食器など入所者への理解を深めるものも展示されています。

【参加者】
「小さい時から色んなことに関心をもって人権意識の高い子に育ってほしいという思いで参加した」
「隔離されてたんだなって」
「(壁に)穴があけてあったりとかそこで苦しかったり家族に会いたいのに叶わない中でもがいてきたんだなと思った」
「差別とか偏見を言ったりとか印象に残っている人がいたら本当はこういうことがあってハンセン病の人たちが苦しみながらも頑張って生きてきたということを伝えたいと思った」

熊本県は来年もツアーを開催する予定でハンセン病問題への関心を多くの人に深めてほしいとしています。

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