GW前半 天草市で巨大な仏像が完成 地域の住民たちに初めて一般公開
上天草市の山あいでは岩を削って造られた巨大な仏像が完成し地域の住民たちに初めて一般公開されました。
仏像の制作は上天草市松島町出身で福岡市に住む大島 静喜 さんがスケールの大きな芸術を古里に残そうと36年前から始めたものです。
大島さんは個人の資産を投じて山を切り開き、ネパールの芸術家9人に依頼して岩を削り摩崖仏7体を造りました。
高さは、6メートルから18.5メートルのものまでありきのうは、関係者を集めて神事が行われました。
【訪れた人】
「すごいですよねー」
「素晴らしくて、この世のものではないようです」
【堀江 隆臣 上天草市長】
「(全体が)早く完成に至って、多くの方々が見学できるように、楽しみにしてます」
【大島 静喜さん】
「私が作った物を見ていただきましたので大変うれしいです。上天草市の観光資源の一つにしていただきたい」
また、摩崖仏へ続く高さ6メートル、幅6メートルの楼門も完成しお披露目されました。
大島さんは、現在、仏像の隣りに龍の像を造っていて2年後の完成と一般公開を目指しているということです。