家庭裁判所から逆送致されていた少年を熊本地検が傷害罪で起訴【熊本】
ことし2月、男子大学生の顔を殴るなどの暴行を加えけがを負わせたとして少年が逮捕された事件の続報です。家庭裁判所から逆送致されていた少年を熊本地検が起訴しました。
起訴されたのは、熊本市に住む事件当時17歳の少年です。
この少年は、ことし2月23日未明、熊本市中央区の路上で、男子大学生の顔を殴るなどしてけがを負わせたとして警察に現行犯逮捕され、その後、家庭裁判所に送致されていました。
家庭裁判所は4月9日、「刑事処分が相当」として、少年を熊本地検に逆送致。
そして、4月18日、熊本地検は少年を傷害の罪で起訴したということです。
警察によりますと、被害に遭った大学生は現在も、意識不明の重体のままだということです。
酒に酔った状態の少年が大学生に因縁をつけ、トラブルになったとみられています。
逮捕当時、少年は容疑を認めていて、今後、裁判が行われます。