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阿蘇の世界文化遺産登録に向けて県や阿蘇地域7市町村でつくる協議会は国に提案書【熊本】

阿蘇の世界文化遺産登録に向けて、熊本県や阿蘇地域7市町村でつくる協議会は30日国に提案書を提出しました。提案書は、2年前に提出した内容を改訂したもので、協議会は国内候補に当たる暫定一覧表入りを目指します。

30日は、熊本県の木村 敬知事と、阿蘇市の佐藤 義興市長など7人の市町村長が
文部科学省の本田 顕子政務官に提案書を手渡しました。


提案書は、世界文化遺産登録の前提となる暫定一覧表入りを目指したもので、2022年1月にも当時の蒲島知事などが提出しています。

今回の提案書では、阿蘇の価値の主軸を前回の『農業景観』から『文化的景観』に改定。阿蘇の特徴は「カルデラの地形条件を有効に利用しながら、草地に特徴のある
伝統的農業を維持して高い生産性をあげてきた人々の努力が作り上げた文化的景観」としています。

その上で「世界最大級のカルデラ地形」「草地などの土地利用形態」など4つの特徴を挙げています。

世界文化遺産の登録は、国が暫定一覧表から追加したい遺産を選び、ユネスコに推薦することになっています。

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