てれくまくん「医療情報室」
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地域包括ケアシステムと薬剤師

地域包括ケアシステムとは?
「地域包括ケアシステム」とは耳慣れない言葉かも知れません。
この背景には、世界に先駆けて超高齢社会を迎える我が国の事情があります。2025年には、団塊の世代の方が75歳以上の後期高齢者となります。そこで、2025年を目指して社会保障制度改革が進められています。

高齢者が自立した生活を送るためには、住まい、医療、介護、予防、生活支援などのサービスが必要となってきます。これらのサービスを円滑に支援するための体制が「地域包括ケアシステム」なのです。
ここでいう「地域」とは、おおむね30分以内に必要なサービスが提供される日常生活圏域ということです。具体的には、中学校区を単位として想定されています。いわゆる行政区としての「まち」を超えた新たな「まちづくり」というのが「地域包括ケアシステム」の概念なのです。

「地域包括ケアシステム」の中で、薬剤師の関わりは?
薬局というのは、病院、診療所から処方された薬を薬剤師からもらう所という認識を持たれている方が多いと思います。
「地域包括ケアシステム」の中で、薬局・薬剤師は医療スタッフとして、処方薬の調剤を行うのは勿論ですが、一般用医薬品・サプリメントの販売や健康診断・セルフメディケーションの推奨や、その他、お薬、医療、健康に必要な知識や情報の提供も行っています。

薬局は、地域住民の方々が健康相談を気楽に行える場でもあるのです。
また、在宅訪問薬剤師として、在宅の患者様やご家族に対して服薬指導やお薬についてのご相談にも応じております。

そこで、県民の皆様には、こういった自分の生活に寄り添う薬剤師や薬局、いわゆる「かかりつけ薬剤師」や「かかりつけ薬局」を持っていただきたいと思います。
皆様が、自分らしい暮らしを人生の最後まで続けることができるよう、私たち薬剤師も全力でサポートします。