水俣病被害者団体との懇談の場で、環境省の職員が、被害者側の発言中にマイクをオフにした問題で、伊藤環境大臣は１４日の閣議後の会見で、発言時間を「１人３分」とする運用が２０１７年から行われていたことを明らかにしました。

ただ、マイクのオフも同時に始まっていたかは分からないとしています。

また、伊藤大臣は、水俣病問題への対応力を高めるためとして、省内横断的なタスクフォースを設置したことも発表。

主査を務める前田光哉審議官が、団体側と改めて懇談の場を設けるため１５日、水俣市を訪れ、日程調整を行い、発言時間など運営方法についても相談するとしています。