新堀曜子先生の女性教室

新堀曜子先生の女性教室

毎週土曜 午前11:30~11:33
知っているようで意外と知らない女性の体について、福田病院の新堀曜子先生が皆さんからの質問に答えます。
愛育会 福田病院 産婦人科 新堀 曜子先生
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「産後の仕事復帰」

仕事と育児の両立を目指すお母さんは多いと思いますが、まずは、出産後、どのくらいで仕事復帰をするのか、妊娠中から、ある程度考えておくことが大切です。

出産・育児に関する休業には、法律で定められた、産前産後休業と育児休業があります。産前産後休業は、出産予定日を含む6週間以内、産後は8週間以内です。
育児休業は、子どもが満1歳の誕生日を迎える前日まで認められている休業です。

産後の仕事復帰で気をつけたいポイントは、まず、子どもの保育について。
近くに預けられる親族がいない場合は、保育園を早い段階から調べておく必要があります。
また、保育園への送迎や、子どもが病気のときの対応を家族で話し合っておくことも大切です。
どうしても仕事を抜けられないときには、地域のファミリーサポートや、病児保育を利用する方法もあります。

母乳育児を続ける場合は、おっぱいのケアも大切です。
日中、母乳を乳房にためたままにしておくと、乳腺炎になったり、分泌量が減ったりするので、おっぱいが張ったままにしないようにしましょう。
特に、産後2ヶ月~4ヶ月で仕事復帰する場合は、母乳の分泌が活発なため、乳腺炎を起こしやすいので、注意が必要です。

新年度から、仕事復帰を予定しているお母さんもいらっしゃると思います。
仕事と家庭と育児、すべてを完璧にしようとはせずに、上手に息抜きをしながら、お母さん自身の体も大切にしてください。