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マラソン

熊本城マラソンまで2週間をきった今からできる心構えと準備についてお話しさせていただきます。
まず自分の走力に応じたペースを明らかにすること。42.195kmはとても長い道のりですので、それを気持ちよく駆け抜けるためのペース、呼吸が上がらないギリギリのところを目安とするのをお勧めします。
スマートウオッチの利用、また各ポイントの通過予定時刻を前もって決めておくのもいいでしょう。

快適な走りを支えるウエアやシューズの確認も必要です。事前に数回は着用して慣らしておきましょう。野外スポーツですので天候への対応も重要です。脱ぎ着のできるもの、例えば雨合羽などは薄くて軽いため、スタート前、または後半にペースダウンしてしまった際の寒さ対策として携行されるのをお勧めします。

走行中の給食・給水も重要です。エイドステーションの上手な利用とあわせて、エナジージェルなどもよいエネルギー源となりますので前もって試してみて自分にあったものを準備しましょう。エイドは疲れた体と同時に気持ちにもエネルギーを与えてくれます。

当日はスタート3時間前には朝食を済ませます。
・カフェインは利尿作用があり尿意を催す
・繊維質の多いものは便意を催す
・動物性たんぱく質や揚げ物は消化に負担になる
・牛乳などの乳製品はおなかの調子が悪くなる可能性
これらはできるだけ避け、エネルギー源になりやすいおにぎりなどの糖質を摂るようにしましょう。
大変多くの方が参加するイベントです。時間には十分余裕をもって行動しましょう。無事ゴールした後のケアも重要です。

初めてのマラソンはわくわくして、沿道の応援に応えようとついついオーバーペースになりがちです。マラソンはあらゆる意味で我慢、我慢のスポーツ。とにかく前半は我慢して抑えて、最後の10kmに元気を残して思いっきり走るぞというイメージ、30kmからがマラソンです。きつい時こそ笑顔です。口角をあげて走ると力みが抜けます。

走行中体調不良を感じたときは、無理せず、徐々にペースを落とし路肩へ移動してください。足のつりであればセルフケアも可能かもしれませんが、それ以上の不調を感じるときは勇気をだして救助を依頼してください。
沿道の応援を力に変えて、ゴールの熊本城をめざしましょう!

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