はじめての妊娠・出産・・・
嬉しさと同時に、プレママならではの疑問や不安もあるものですね。安心のプレママロードを歩むために、専門家に教えてもらいます。

今回は『妊娠中の便秘』について
お話：福田病院 薬剤師 福永 由紀子さん

妊娠中便秘になりやすい原因としては、ホルモンの変化や悪阻(つわり)等の影響で食事や水分を十分に接種できなかったり、運動不足による筋力低下などがあげられます。
また、妊娠後期では、大きくなった子宮が腸を圧迫してしまうことも原因の一つとして考えられます。
便秘解消のポイントとしては、夜のうちに空っぽになった胃や腸を刺激するため、起床時にコップ1杯のお水や牛乳を飲むことをおすすめします。
次に、朝食を食べるように心掛けましょう。
食事はバランスよく摂ることが大事ですが、便秘には食物繊維を多く含む食品を摂ることが有効です。また、適度な運動も必要です。誰でも簡単に行える運動は歩くことです。
そして、近所の買い物の際には歩いたり、階段を使ってみるなど、特別な運動をしなくても毎日歩くことで筋力が維持され、腸が刺激され、便秘の解消につながります。
福田病院では『コアラウェルネス』というジムがあります。医師の許可が得られれば利用出来ますので、ぜひマタニティヨーガやマタニティスイミングなどに参加されてはいかがでしょうか。
体を動かすことで気分転換にもなります。どうしても便秘が気になるときは妊娠中でも服用できるお薬もありますので、我慢をせずかかりつけの医師にご相談頂きたいと思います。