プレママ ロード

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よる 9:54 OA
赤ちゃんのためにもママは太陽のように明るい存在であってほしい・・・
そんな思いを込めて、安心してママになれるように、
後押しする情報や知識をご紹介します。
OA

今回は『妊娠中気をつけたい症状(1)』について

お話:福田病院 河上 祥一 病院長

はじめての妊娠・出産・・・
嬉しさと同時に、プレママならではの疑問や不安もあるものですね。安心のプレママロードを歩むために、専門家に教えてもらいます。

今回は『妊娠中気をつけたい症状(1)』について
お話:福田病院 河上 祥一 病院長

妊娠後、胎盤ができて24週ぐらいすると胎盤からインスリン抵抗物質が出てきます。
この抵抗物質がインスリンの効果を弱め、血糖値が上がることから『妊娠糖尿病』を発症しやすくなります。
『妊娠糖尿病』になると、妊娠初期の場合、障害のある子どもが生まれやすくなり、安定期に入ってからの場合、赤ちゃんが極端に大きくなったり、極端に小さくなったりすることがあります。
お母さん自体に症状が出てくることは余りありません。
生まれて来た赤ちゃんが低血糖だと、血糖のコントロールが難しいので、赤ちゃんに血糖の検査や点滴が必要になったりします。
予防策は食事です。
通常1日の摂取カロリーは、2100~2200kcalですが、これを1600~1800kcal以内に抑えたバランスの良い食事を心がけましょう。
『妊娠糖尿病』は、きちんと診断を受け血糖のコントロールさえすれば赤ちゃんにもお母さんにも特に問題はありません。
ただ、『妊娠糖尿病』のなかには本物の糖尿病に移行する方も30%程度はいると言われていますので、その後のフォローが必要となります。

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