曜子先生の女性教室

曜子先生の女性教室

毎週火曜よる9:54 OA
知っているようで意外と知らない女性の体について、福田病院の福田曜子先生が皆さんからの質問に答えます。
愛育会 福田病院 産婦人科 福田 曜子先生
OA

「出産準備について」

出産準備とは、産後に使うものを、産前に揃えておく準備のことです。
思いがけず入院したり、出産が早まったりする場合も考えて、余裕を持って準備しましょう。
         
出産準備は、赤ちゃんのものはもちろん、お母さんが使うものもあるため、いくつかの項目に分けて準備していくと良いでしょう。
まず、お母さんの準備としては、入院時に必要なものと、産後に使うものです。
入院時に必要なものは、病院によって異なりますので、事前に確認をしましょう。
どの病院でも必要なものとしては、母子手帳、印鑑、保険証など。
産後すぐに使用する、産褥ショーツや授乳用ブラジャー、骨盤サポーター、母乳パッドなども準備が必要です。
また、お母さんの入院グッズは、バッグなどにまとめて、いつでも持ち出せるようにしておくと、いざという時に助かります。

赤ちゃん用品は、産後すぐに無いと困るような 必要最低限のものを揃え、様子を見ながら、必要になったものを揃えていく方が、失敗がないようです。
赤ちゃん用品は、衣類、おむつ類、授乳・ミルク用品、沐浴用品、寝具、衛生用品、お出かけ用品などです。

赤ちゃんの衣類は、生まれる季節に合わせて、と思いがちですが、今は年中、室温が快適に保たれているため、季節を意識したアイテムは、必要性を感じてから準備してもよいでしょう。
赤ちゃんは月単位で急激に成長するので、新生児サイズの衣類はすぐにサイズアウトしてしまいます。
衣類は、最低限の枚数を用意し、外出するようになってから、買い足すとよいでしょう。
一般的に、赤ちゃんの外出は、1ヵ月健診を終えてからになります。

入院の際には、退院時に着る赤ちゃんの衣類を忘れないようにしましょう。
自家用車で帰宅する場合は、チャイルドシートの着用が法律で義務付けられているため、事前の準備をしておきましょう。

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