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「食育について」
食育というと、難しく感じるかもしれませんが、家族の健康のためにも、『食』を意識することから始めてみましょう。
『食育』とは、生きる上での基本であり、さまざまな経験を通じて、『食』に関する知識と、『食』を選択する力を習得し、健全な食生活を実践することができる人間を育てるものです。
近年、国際的に評価されているのが、『日本型食生活』です。
日本の気候風土に適したお米・ごはんを中心に、魚、肉、牛乳・乳製品、野菜、海藻、豆類、果物などの多彩なおかずを組み合わせて食べる、栄養バランスに優れた食生活です。
ごはんを主食とすることで、低脂肪食につながり、おかずも、和・洋・中などバラエティに富んだものを取り入れることができます。
また、地元の旬の食材を取り入れることで、季節を食卓で感じることもできます。
福田病院では、食育に関する取り組みを、長年続けています。
今年、4年ぶりの開催となった『どろんこ交流会』では、田植えと稲刈りの体験学習に、当院で お生まれの小学1年生と、そのご家族を招待しています。
会場は、患者の皆さんに安全な無農薬栽培のお米を提供するため、33年前に開園した『福田病院 母と子の農園』です。
稲刈りのあとは、食育の一環として、農園でとれたお米や、地元の食材を、手作りのお料理で味わってもらいました。
昔から、日本人が主食としてきたお米は、とても栄養バランスの良い食べ物です。
まずは、ご飯を中心とした、健康的な食事を心がけてみましょう。