妊娠を希望している人は、月経前の体調の変化が気になると思いますが、妊娠したサインには個人差があり、ほとんど気づかない人もいます。

妊娠初期は、妊娠1ヶ月から4ヶ月末までのことです。
月経が28日周期の人の場合は、最終月経の初日を、妊娠0週0日として数え、受精卵が着床して妊娠の成立する頃が、妊娠3週となります。
次の月経予定日が4週目となるので、早ければ、この頃から、妊娠による体の変化を感じる人もいますが、個人差が大きいので、全く気づかない人もいます。
また、妊娠の兆候となる症状は、月経前の症状ともよく似ているため、一般的には、月経が10日ほど遅れ、妊娠5週から7週頃に気づくケースがほとんどです。

妊娠の兆候となる主な症状は、『月経の遅れ』、『着床出血』と呼ばれる 受精卵が子宮内膜に着床するときに起こる少量の出血、胃のむかつきや吐き気などの『つわり』、『胸の張りや痛み』、『眠気やだるさ』、『微熱や熱っぽさ』、『嗅覚や味覚の変化』、『腹痛』、『腰痛』、『頻尿』、『便秘』、『頭痛』、『肌荒れ』、『おりものの量が増える』などがあります。

妊娠している可能性がある場合は、焦らずに、月経予定日を1週間ほど過ぎるまで待って、市販の妊娠検査薬で調べてみましょう。
陽性反応が出たら、妊娠の可能性が高いので、速やかに病院を受診してください。
妊娠検査薬では、妊娠の有無は分かりますが、正常な妊娠かどうかの判断まではできません。
異常妊娠の可能性もありますので、病院できちんと診断を受けることが大切です。

妊娠初期は、お母さんにも、お腹の赤ちゃんにも、大切な時期です。
もし、妊娠の可能性を感じたら、心身に負担の少ない、健康的な生活にシフトしましょう。