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「里帰り出産」
里帰り出産とは、出産前から産後しばらくの間 里帰りをして、実家近くの病院で出産することです。
里帰り出産には、家族の理解と協力が不可欠なので、家族とよく相談して、早めに準備することが大切です。
初めての出産の場合、出産や育児の経験がある母親のサポートは大変心強いものですし、産後の体を休めながら育児に専念することができるので、お母さんの体調面に関しても安心です。
里帰り出産をすることを決めたら、まずは主治医に相談しましょう。
稀ではありますが、特殊な合併症などで、里帰り出産ができないケースもあります。
主治医の許可がとれたら、転院先の病院を決めましょう。
実家からのアクセスはもちろん、自分の望む分娩方法が可能かどうかなどもチェックしましょう。
新型コロナウイルス感染症の影響で、里帰り出産を中止している病院もありますので、最新の情報に注意してください。分娩予約が必要な病院には、早めに予約をします。
一般的には、妊娠後期の中ごろである妊娠34週~35週頃の帰省がよいとされていますが、新型コロナウイルス感染症の影響もあり、余裕を持って、妊娠32週までの帰省を呼びかけている病院が多いようです。
病院によって、帰省時期には ばらつきがありますので、転院先の病院へ確認してから、計画を立てるようにしましょう。
帰省する2、3日前には健診を受けて体調を確認し、主治医に、転院先の病院への紹介状を書いてもらいましょう。
帰省の際の交通手段は、なるべく移動時間が短く、体への負担が少ないものにしてください。
福田病院では、分娩は予約制ではありませんが、転院時の初診予約を受け付けています。また、里帰り出産の方には、分娩前後に必要なものを全て準備しています。
詳しくは、当院ホームページをご覧ください。