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「ブライダルチェック」
ブライダルチェックは、将来、妊娠を希望している方はもちろん、まだ結婚や妊娠を考えていない方にも、ぜひ、受けてほしい検査です。
ブライダルチェックとは、結婚を控えた男女を対象にした検診のことで、妊娠や出産に影響を与える疾患がないか、確認するためのものです。
万が一、疾患が見つかった場合は、早期治療につなげることができます。
女性の場合は、婦人科や産婦人科、不妊治療を扱っている病院、男性の場合は、泌尿器科や一部の産婦人科、性病科、不妊専門のクリニックなどで行われています。
ブライダルチェックにかかる費用は、保険適用外なので、基本的に全額自己負担となります。
女性の主な検査は、血液検査による、梅毒、B型肝炎、C型肝炎、風疹、HIVなどのウイルス検査、血糖、甲状腺ホルモン検査、内診による子宮頸がん検査、淋菌 クラミジアなどの性感染症のPCR検査、子宮卵巣をみる超音波検査、腎臓病や糖尿病を調べる尿検査などです。
男性の主な検査は、血液検査や尿検査による感染症の検査、精子の数や運動率・奇形率を調べる精液検査、男性ホルモンの数値測定などです。
最近は晩婚化の影響もあり、妊娠について考える時期も遅い傾向にあります。
35歳を過ぎると、男女ともに妊娠しにくい状態になりますので、早めのブライダルチェックをおすすめします。
【インフォメーション】
福田病院では、3月8日の国際女性DAYに合わせ、『産婦人科だからこそ伝えたい性教育』と題して イベントを開催いたします。
対象は、高校生と中学生です。
参加のお申し込みは、福田病院ホームページから、締め切りは2月末となっています。
詳しくは、ホームページをご覧ください。